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Insta360モーションNDとは|アプリ・Studioの使い方とNDフィルターとの違い

Insta360モーションND機能ならNDフィルター不要!アプリだけで映画のような本格映像にする方法

Insta360で撮影した映像を見返したときに、「もっと疾走感を出せたらいいのに」と感じることがありますよね。

そんなときは、NDフィルターを買う前にモーションNDを試してみるのがおすすめです。

Insta360のモーションNDとは

撮影後の動画に動きのブレ(モーションブラー)を加え、景色が流れるような速度感を表現できる編集機能です。

対応する映像ならスマホのInsta360アプリで利用でき、Insta360 Studioでも編集できます。

物理的なNDフィルターを持ち歩かずに済むのは大きな魅力ですが

実際にレンズへ入る光を減らす機能ではないため、NDフィルターの用途をすべて代用できるわけではありません。

すでに対応機種を持っているなら、まずは短い動画に効果をかけて、適用前後の違いを見てみましょう。

これからInsta360を用意する場合は、後半の対応機種を確認してからモデルを選ぶと安心です。

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この記事でわかること
  • モーションNDとは何か、使うと映像がどう変わるかを判断できる
  • NDフィルターを買わずに済む場合と、実物が必要な場合を区別できる
  • 平面動画・360度動画それぞれのアプリ操作がわかる
  • 対応機種と、表示されないときに確認する点がわかる

Insta360モーションNDとは?NDフィルターなしで速度感のある映像にできる

Insta360 X5

画像引用:Insta360公式サイト

モーションNDは、撮影した動画へ後からモーションブラーを足す機能です。

「モーションブラー」

は、動いている景色や被写体が進行方向に流れて見える表現のこと。

バイクで走っている動画なら、近くの道路や木々が流れることで、実際に走っているときのようなスピード感が伝わりやすくなります。

映像全体をただぼかすのではなく、動きがある場面で効果がわかりやすいのがポイントです。

とはいえ、何もしなくてもすべての動画が映画のように変わるわけではなく、撮り方や被写体によって見え方には差が出ます。

物理的なNDフィルターなしで後からブレを加えられるから荷物が減って快適

アクションカメラを持って出かけるとき、少しでも荷物を減らして身軽になりたいと考えるのは私だけではないはずです。

本物のNDフィルターを使う場合は、日差しの強さに合わせてフィルターを選び、撮影前に取り付ける手間がかかります。

交換中に撮影チャンスを逃したり、指紋や汚れが気になったりするのも、アクティビティの最中には面倒なものです。

モーションNDなら

対応する動画を普段どおり撮影して、帰ってからブレの効果を加えられます。

荷物を増やさず、カメラの録画ボタンを押すことに集中できるのはうれしいところです。

まずはモーションNDで仕上がりを確かめ、それでも撮影時のシャッター表現にこだわりたいと感じたときに、実物のフィルターを検討する順番で十分です。

自然なモーションブラー効果で、流れる景色に疾走感を加えられる

晴れた屋外では、カメラのオート設定でシャッタースピードが速くなり、動きの一瞬一瞬がくっきり写ることがあります。

それはそれできれいなのですが、滑らかに流れる雰囲気を出したいときには、少し物足りなく感じることもありますよね。

モーションNDを使うと、後処理によって動きのある部分にブレを加えられるため、同じ素材でも印象を変えられます。

例えばバイクの車載映像なら、道の両脇が流れる様子を強調することで、前へ進んでいく迫力を出しやすくなります。

ただ、人物の輪郭や近くの物体との境目に不自然なにじみが出る場合もあるため、強い効果がいつも正解とは限りません。

同じ5〜10秒ほどの区間を効果あり・なしで書き出し、道路の流れ方と被写体の輪郭を見比べると、好みの仕上がりを判断しやすくなります。

NDフィルターの代わりになるのは動きの表現だけで減光や長時間露光は別

「モーションNDがあるなら、もうNDフィルターはいらないのでは?」

と思いますよね。

目的が「後から動画のスピード感を足すこと」なら、まずはモーションNDだけで試せます。

一方、物理的なNDフィルターは撮影時に光の量を減らし、明るい屋外でシャッタースピードを遅くしたり、長時間露光をしたりするための道具です。

デジタルのモーションNDは撮影済みの映像を加工するため、光量そのものや撮影時の露出を変えることはできません。

スクロールできます
やりたいことモーションND物理ND
フィルター
動画に
速度感のある
ブレを加える
撮影後に
追加できる
撮影時に
シャッターを調整
して表現
レンズへ入る
光を減らす
できないできる
明るい場所で
長時間露光する
代用できない撮影設定と
組み合わせて対応
荷物
フィルター交換
を減らす
追加アクセサリー
不要
フィルターの
持ち運びが必要

普段のツーリング動画を気軽に仕上げたいならモーションND、撮影時の光量やシャッターを管理したいなら物理フィルターと考えると、買うべきかどうかがはっきりします。

X6・X5・X4 Air・Ace Pro 2・GO Ultraなど対応機種は幅広い

モーションNDを使えるのは、Insta360 X4やInsta360 Ace Proだけではありません。

最新版のアプリの対象には、新しいInsta360 X6、Insta360 X5、Insta360 X4 Air、Insta360 Ace Pro 2、Insta360 GO Ultraも含まれています。

対象として案内されている主なモデルは、次のとおりです。

  • 360度カメラ
    Insta360 X6/X5/X4 Air/X4/X3/X2/ONE X
  • アクションカメラ
    Insta360 Ace Pro 2/Ace Pro/Ace
  • 小型カメラ
    Insta360 GO Ultra/GO 3S/GO 3
  • その他
    Insta360 ONE RS/ONE R/Luna Ultra

これまで使ってきたInsta360 X3やInsta360 GO 3Sでも対象に含まれるのはうれしいところです。

ただし

対応機種だからといって、どの撮影モード・解像度の素材でも必ず使えるという意味ではありません。

スマホアプリでモーションNDを適用できる素材は最大4K・60fpsまでなので、8Kなどの素材を編集するときは条件を先に確認しましょう。

対応機種を持っているなら、フィルターを購入する前にアプリの更新と素材の条件を確かめるのが先です。

撮影時はオート設定を基本にして、効果はあとから試せる

物理的なNDフィルターを使うときは、シャッタースピードやISO感度、明るさまで気にする必要があります。

日差しが急に変わる場所で、そのたびに設定やフィルターを切り替えるのは難しいものです。

モーションNDを使う目的なら、まずはカメラのオート設定で適切な明るさの動画を撮っておき、編集時に効果を加える方法が手軽です。

オート設定でも明るさの変化で白飛び・黒つぶれは起こり得ますが、フィルター交換の手間を減らしながら撮影に集中できます。

撮影前にブレの強さを決めなくてよいので、同じ素材から普通の映像と疾走感のある映像を作り分けられるのが大きな利点です。

これから撮影用のモデルを選ぶ場合は、モーションNDの対応だけでなく、使いたい撮影モードや本体の大きさも合わせて確認すると選びやすくなります。

Insta360モーションNDの使い方はアプリとStudioで設定手順が違う

Insta360

画像引用:Insta360公式サイト

モーションNDはカメラ本体でオンにするのではなく、撮影後にアプリやPCで適用します。

スマホのInsta360アプリは、平面動画と360度動画で編集画面への進み方が異なるため、ここだけ押さえておけば迷いにくくなります。

Insta360アプリの使い方は平面動画・360度動画で入口が違う

まずはInsta360アプリを最新版に更新して、加工したい動画を開きましょう。

平面動画であれば、比較的短い操作でモーションNDまで進めます。

  • アプリ下部の「アルバム」で
    平面動画を選ぶ
  • 「エディター」→「編集」
    →「モーションND」を開く
  • 効果を適用して
    書き出した動画で仕上がりを確かめる

360度動画では、先に使う場面を切り出してから編集へ進みます。

  • 「アルバム」で360度動画を開き
    「エディター」を選ぶ
  • 「フレームカット」
    →「クリップを確定」
    →「編集してエクスポート」へ進む
  • 「さらに編集」→「編集」
    →「モーションND」を選ぶ
  • 効果を確認して動画を書き出す

もう一つの入口は、アプリ下部の

「編集」→「動画を作成」→素材を選択→「次へ」→「編集」→「モーションND」

です。

画面の言葉はアプリのバージョンや日本語表示で少し変わることがありますが

「アルバムから開く」
「新しく動画を作る」

のどちらからでも探せます。

効果を外したいときは、編集画面でモーションNDをオフにして、効果なしの動画を書き出し直せば大丈夫です。

元の素材を残したまま別の仕上がりを比べられるので、気に入るまで調整してみましょう。

PC版Insta360 Studioでは「メディア処理」からモーションNDを探す

スマホの小さな画面より、パソコンの大きな画面で細部を見たい場合はInsta360 Studioが便利です。

Studioでは、素材を読み込んだあとに「メディア」画面の右側にある「メディア処理」を開き、モーションNDの項目を探します。

  • Insta360 Studioを最新版に更新し
    撮影した動画を読み込む
  • 「メディア」画面で加工するクリップを選ぶ
  • 右側の「メディア処理」にある
    「モーションND」を探して適用する
  • 動きのある場面を再生し
    書き出した動画で効果を確認する

「プロジェクト」と「メディア」では表示される操作が異なる場合があるので、まずは動画1本を開く「メディア」画面で確認するのがわかりやすい方法です。

Studioの操作項目や調整方法はバージョンによって変わることがあるため、数値指定や書き出し速度をスマホアプリと同じものとして考えない方がよいでしょう。

アプリ・Studioともに編集画面のプレビューは効果の近似表示なので、最終的な見た目は書き出した動画で判断します。

長めの動画を仕上げるときも、最初は短い区間を出力して違和感がないか確認しておくと、あとから作り直す手間を減らせます。

モーションNDが出てこない・使えないときは機種より先に素材と画面を確認する

対応モデルなのに「モーションNDが見つからない」ときは、カメラの故障とは限りません。

最初にチェックしたいのは、アプリの更新状況と、今開いている編集画面、それから動画の条件です。

  • Insta360アプリ/Insta360 Studioを
    最新版へ更新する
  • 平面動画なら「編集」
    360度動画なら「フレームカット」から
    編集へ進んでいるか確認する
  • アプリでは4K・60fpsを超える素材を
    扱っていないか確認する
  • 編集用の動画素材を開いているか
    写真や別の加工画面を選んでいないか確認する
  • Studioでは「メディア」画面の
    右側の処理項目を確認する

とくに8Kで撮れるInsta360 X5やInsta360 X6では

「カメラが高画質に対応していること」と

「アプリでその素材にモーションNDを使えること」

を分けて考える必要があります。

スマホ側の処理性能が足りず編集や書き出しが難しいときは、パソコンのStudioで作業する方法もありますが、Studio側の対象素材や操作条件は別に確認してください。

どこを開けばよいか分からなくなったら、ひとまず短い4K・30fpsの通常動画で試すと、画面の経路を確認しやすくなります。

バイクやランニングの映像で試し、動きの少ない場面は控えめに使う

モーションNDの面白さがわかりやすいのは、やはり周りの景色が速く動く映像です。

バイクやロードバイクの走行、ランニング、スキーのようなシーンでは、道や背景が流れることで疾走感が増したように見せられます。

一方で三脚に固定したトーク動画など、動きの少ない場面では違いを感じにくく、効果を強くすると不自然になる場合もあります。

試すなら、道路が流れて見える場面を5〜10秒ほど切り出し、同じ区間をモーションNDあり・なしで比べる方法がおすすめです。

背景だけでなく人物やバイクの輪郭も確認して、ブレが気持ちよく見えるところで止めると、無理のない仕上がりになります。

設定を増やすより、このひと手間で見た目を確かめる方が、好みの映像へ近づけやすいはずです。

まとめ:Insta360モーションNDはフィルターを買う前に試したい編集機能

モーションNDを使えば、手持ちの対応するInsta360で撮った動画に、あとから速度感のあるブレを加えられます。

フィルターを付け替えることなく、同じ映像で効果あり・なしを比べられるのは、何より気軽で便利です。

ただし、モーションNDが代わりにできるのは動画のブレ表現で、実物のNDフィルターが行う減光や撮影時の長時間露光は別です。

対応機種を持っているなら、まずはアプリを更新して短い動画を開き、「編集」からモーションNDを試してみましょう。

効果を確認してからフィルターを買うか決めれば、使わない機材を増やさずに済みます。

これからカメラを選ぶなら、使いたい撮影シーンと対応モデルを照らし合わせてから決めると、購入後に迷いにくくなります。

Insta360のアプリ・Studioを更新してモーションNDを試す