せっかくのシャッターチャンスなのに、チェキのボタンを押しても撮れないと
「壊れちゃった?」
と焦ってしまいますよね。
ボタンが押し込めない…
押せるのに音がしない…
音はするけど写真が出ない…
チェキが撮れないときは
・シャッターが押せない
・押しても動かない
・音だけする
の3つに分けて確認すると、次に何をすればよいかが分かります。
故障と決める前に見るのは、電源と撮影準備、指定された電池、フィルムの残り枚数です。
ただ、電池を替えても直らない故障もありますし、ボタンが固くて動かないなら無理に押してはいけません。
まずは今の症状に近い行を選んで、カメラの外側から確かめましょう。
| 今の状態 | まず確かめること | 最初の操作 |
|---|---|---|
| ボタンを 押し込めない | ケース・指 ストラップの干渉 フラッシュ充電中か | 外側の障害物を外し 撮影準備完了を待つ |
| 押せるのに 無反応 | 電源・ランプ レンズの位置 | 電源を入れ直し 指定電池を確認 |
| 電源や表示が つかない | 電源操作 電池の種類と向き | 機種の操作で 再度電源オン |
| ゆっくり点滅する | フラッシュの 充電中か | 点灯してから シャッターを押す |
| 速い点滅が続く | 誤作動や フィルム側の問題 | 対象機種の 10分リセットを行う |
| 「S」のまま | 黒い遮光板が出たか 裏ぶたを開けた履歴 | フィルムを守りつつ 装填履歴を確認 |
| 「0」になった | フィルムを 使い切ったか | 空パックなら交換 |
| 撮影音はするが 出ない | 排出口の障害物 フィルム残数・電池 | 引っ張らず 機種別の電池対処 |
| 画面に 画像が残った | LiPlay・Evoなどの 印刷操作 | 撮影済み画像から プリントする |
いま一番避けたいのは
フィルムが残っているのに裏ぶたを開けたり、出かけたフィルムを引っ張ったりすること
撮影できる状態へ戻せるかを順番に確認してから、交換や修理を考えれば大丈夫ですよ。
故障が疑わしい場合は、機種名で修理受付の対象かも確かめられます。
- シャッターが押せない場合と
押せるのに撮れない場合の違い - 電源と電池・「S」「0」・
黒い遮光板の確認手順 - フィルムが出ないときに
安全にできる操作 - mini LiPlay・mini Evoの撮影と
プリントの違い - 修理相談へ進む目安
チェキのシャッターが押せないときはボタンと撮影準備を分けて確認します

引用:チェキ|instax|富士フイルム
まず
ボタン自体が動かないのか
ボタンは押せるのに撮影が始まらないのか
を区別してください。
似たトラブルに見えても、最初にすることが違うんです。
シャッターボタンを物理的に押せないなら無理に力を加えない
ボタンが固くて押し込めない場合は、カメラケースの縁やストラップ、指などが引っかかっていないか、外側から確認します。
ここで気をつけたいのが、フラッシュの充電中はシャッターボタンを押せない機種もあることです。
instax mini 11とinstax mini 12では、充電ランプが点滅している間はシャッターを押せず、点灯してから撮影できます。
ランプが点灯してもボタンが機械的に動かない、あるいは本体の落下後に引っかかるようになったなら、力任せに押すより修理相談へ進むほうが安全です。
シャッターを押せるのに反応しないなら電源を入れ直す
ボタンは普通に押せるのに「カシャッ」と音がしないときは、撮影の準備が終わっているかを確認しましょう。
instax mini 12は
レンズリングを「ON」へ回すと電源が入り、instax mini 11・instax mini 40はレンズ横の電源ボタンでレンズが飛び出します。
mini 11・mini 12・mini 40には
約5分操作しないと自動で電源が切れる仕組みがあります。
さっきまで使えていたのに急に撮れなくなったなら、いったん機種に合った操作で電源を入れ直してみてください。
レンズがきちんと撮影位置にあるかも確認しますが、動きが固い場合は無理に回したり引いたりしないでください。
電源を入れ直しても無反応なら、次は電池とフィルムの準備を確認します。
チェキが撮れないときは指定電池とフィルム残数を確認します
新品の電池でも種類・本数・プラスマイナスの向きが大切です
instax mini 11・mini 12・mini 40には
新品の単3形アルカリ乾電池(LR6)を2本そろえて使います。
電池は新旧を混ぜず、電池室の「+」「-」の表示どおりに入れてください。
一見新品でもマンガン電池などの指定外品なら、フラッシュの充電や送り出しがうまくいかないことがあります。
ただし、チェキなら全部同じ電池というわけではありません。
| 機種 | 使用する電源 | 撮れないときの 確認 |
|---|---|---|
| instax mini 11 | 単3形 アルカリ電池2本 | 新しい2本を 同時に交換 |
| instax mini 12 | 単3形 アルカリ電池2本 | 新しい2本を 同時に交換 |
| instax mini 40 | 単3形 アルカリ電池2本 | 新しい2本を 同時に交換 |
| instax mini 13 | 単3形 アルカリ電池2本 指定の ニッケル水素電池2本 も可 | 種類を混ぜず 充電池は満充電で |
| instax mini LiPlay instax mini Evo | 内蔵充電池 | 本体を 充電してから確認 |
「充電池はチェキで絶対使えない」
と思いがちですが、instax mini 13は指定のニッケル水素電池にも対応しているので、型番で判断してください。
mini 11・mini 12・mini 40に指定外の充電式電池を試すより、まず規定のアルカリ乾電池2本で状態を切り分けるのが確実です。
フィルムカウンターの「0」と「S」は違います
チェキの背面にある小窓には、残り枚数が数字で表示されます。
この表示が「0」なら通常は撮り切った状態ですが、「S」は新しいフィルムを入れた直後など、撮影準備の途中を示す表示です。
「S=フィルム切れ」と思って交換すると、まだ使えるフィルムを無駄にしてしまうことがあります。
特に途中で裏ぶたを開けてしまうと、実際のフィルム残数とカウンターの表示がずれる場合があるので、装填したときの状態も思い出してください。
「0」でフィルムを撮り切ったことがはっきりしているなら、空のパックを新しい対応フィルムへ交換できます。
たとえばinstax mini 11・mini 12・mini 40は、instax miniフィルムを使う機種です。
補充するフィルムが必要なら、使っている機種と対応サイズを確認してから選ぶと安心ですよ。
\チェキ フィルム20枚/
初回に出る黒い遮光板は写真ではありません
新しいフィルムを入れたのに、最初に黒い板だけが出てきて驚いたことはありませんか。
あの黒い板は、光から未使用フィルムを守る遮光板というカバーで、写真が失敗したわけではありません。
instax mini 12なら、フィルムを入れて裏ぶたを閉め、電源を入れてランプが点灯したらシャッターボタンを1回押します。
そこで黒い遮光板が排出され、カウンターが「10」になったら、本当の1枚目の撮影を始められます。
mini 12はフィルムを入れただけでカバーが自動的に出てくる機種ではないので、ここは覚えておきたいポイントです。
一方、instax mini Evoではフィルムの裏ぶたを閉じると遮光板が自動排出されるので、機種が違えば手順も変わるんですね。
シャッター音はするのにフィルムが出ないときは排出口と電池を確認します

引用:チェキ|instax|富士フイルム
シャッターを押すと音はするのに写真が出てこない場合は、「撮影できない」と「フィルムを送り出せない」を分けて確認します。
まず排出口にストラップや手が重なっていないか、外側から見てみてください。
フィルムが途中まで出ているなら、そのまま強く引っ張るのはやめましょう。
instax mini 11・mini 12・mini 40などで排出が止まったときは、電池不足や誤作動が原因の場合もあるため、指定の新品電池を用いた対処が候補になります。
特に速い点滅も出ているなら、次の節にある
電源を入れた状態で電池を抜き、10分待って新品電池を戻す手順を使います。
ただし、落下によってフィルムの位置がずれた場合など、本体側の確認が必要なケースもあるので、電池交換だけで直るとは限りません。
また、撮影途中で裏ぶたを開けた履歴があると、カウンターに数字が残っていても本当のフィルムは使い切っている可能性があります。
「数字があるから故障」
「数字がないから電池切れ」
と決めず、裏ぶたを開けたことがないかも含めて整理するのがポイントです。
ここは無理に触らないでください
フィルムを引っ張る、ローラーを触る、残数がある状態で裏ぶたを開ける、といった操作は避けます。
安全な確認で改善しないときは、何度もシャッターを押さずに相談しましょう。
ランプが点滅してチェキが撮れないときは充電待ちとエラーを区別します
ランプがチカチカしていると、電池が切れたのか故障なのか気になりますよね。
でも、ゆっくりした点滅は撮影準備中、速い点滅はエラーという違いがあります(instax mini 11・mini 12・mini 40など)。
mini 11・mini 40ならフラッシュ充電は通常3〜10秒程度、mini 12は新品電池で7秒以内が仕様上の目安です。
ゆっくり点滅しているならまず待って、ランプが点灯したらシャッターを押してください。
速い点滅が続く場合は、単なる充電待ちではなく誤作動やフィルム詰まりなどの可能性があります。
instax mini 11・mini 12・mini 40で速い点滅が止まらないときの操作は、次の順番です。
- 電源が入っていてランプが点滅している状態で電池を取り外す
- そのまま10分間待つ
- 一般電機メーカーの新品の指定アルカリ乾電池2本を正しい向きで入れる
- 正常に点灯するか確認し、改善しなければ修理相談へ進む
電源を先に切って交換したり、待つ時間が短かったりすると、エラーが残る場合があります。
ただし、充電式のinstax mini LiPlay・mini Evoは内蔵電池を取り外せないので、この10分の手順を当てはめてはいけません。
点滅の形が違っていたり、型番が分からなかったりするときは、無理な操作を加えず機種名を確認して修理窓口へ相談してください。
ハイブリッド機は「撮れた」と「プリントされた」を別々に確認します
instax mini LiPlayや通常のinstax mini Evoは、撮った写真を画面で見てからプリントできるタイプです。
シャッターを押してもフィルムが出てこない場合でも
背面の画面に撮影した画像が保存されているなら、シャッター自体は動いています。
mini LiPlayでは、シャッターを半押ししてピントを合わせ、さらに押して撮影し、右側のプリントボタンで写真を出します。
mini Evoでは、シャッターを半押ししてピントを合わせて撮影したあと、再生画面で写真を選んでプリントレバーを引きます。
なので、画像が残っているなら、もう一度撮り直す前にプリント操作をしていないだけかを確認してみてください。
そもそも画面がつかないときは内蔵電池の充電を確認します。
mini LiPlayで画像そのものを保存できないなら、内蔵メモリーやメモリーカードの空き容量も確かめてください。
mini LiPlay・通常のmini Evoで「動画モードになっているから撮れない」と決めつける必要はありません。
確認してもチェキが撮れないなら修理相談へ進みます
電源、指定電池、撮影準備、カウンター、排出口まで確かめてもシャッターが動かなければ、本体の不具合も考えられます。
特に、ボタンが引っかかって押せない、落下や水濡れのあとから動かない、異音が続く場合は、これ以上操作を繰り返さないでください。
焦げ臭さ・煙・異常な発熱があるときは使用を中止し、熱い本体や電池には無理に触れず、安全を優先してください。
修理の相談先は富士フイルム フィルムカメラ修理相談窓口:0570-06-6092、ナビダイヤルを使えない場合は03-6625-2814です。
受付は平日9:30〜17:30で、土日・祝日・年末年始は休みです。
相談するときは
- 機種名
- ボタンが押せない/無反応/音だけする
- ランプの状態
- 電池交換の有無
- カウンター表示
- いつから起きたか
を伝えると症状を整理しやすくなります。
また、instax mini 7s・mini 8などの旧モデルは、メーカーの修理受付が終了しています。
一方、instax mini 11・mini 12・mini 40・mini LiPlay・mini Evoなどは修理受付機種に掲載されていますが、修理可否や費用は機種と状態によって変わります。
保証期間内でも原因によって有償の場合があるため、無償修理や復旧を約束することはできません。
修理受付が終わったモデルや、見積もりを確認して買い替えを選ぶ場合にだけ、新しいチェキを検討すれば十分です。
すぐに買い直す必要がないかを確認したうえで選ぶなら、instax mini 12と対応フィルムのセットも候補になります。
\チェキ instax mini 12+フィルム20枚/
まとめ:チェキのボタンを押しても撮れないときは順番に確認すれば判断できます
チェキのボタンを押しても撮れないと、せっかくの写真を残せなくてがっかりしますよね。
そんなときは、まず
- 押し込めない
- 押せるのに反応しない
- 音だけする
を分けるところから始めてください。
ゆっくりした点滅なら撮影準備を待つ、
「S」なら遮光板や装填履歴を確認する、
「0」で撮り切っていたらフィルム交換、
と順番に見れば余計な操作を減らせます。
新品の指定電池でも撮れない場合や、ボタンに物理的な異常がある場合は、無理に触らず修理相談へ進むのが安心です。
特にフィルムが残っている間は裏ぶたを開けず、撮れる状態まで安全に確かめていきましょう。
