Insta360 X5の編集に必要なPCスペックは？動画をパソコンに取り込む方法と快適に動かす選び方｜MAC・Windows

Insta360 X5の編集には

・RTX 4070以上のグラフィックボード
・メモリ32GB以上
・第13世代Core i7以上のCPU

を搭載したパソコンがあると、安心して快適に作業できます。

特に8Kクラスの360度動画を扱うInsta360 X5では、動作の軽さだけでなく、書き出しの速さや安定性も重要です。

Insta360 StudioやPremiere Proなどの編集ソフトでカクついたり落ちたりすると、せっかく撮った映像も編集しにくくなってしまいます。

「自分の今のパソコンで動くか心配…」という人も大丈夫です。

CPUやGPU、メモリのチェックポイントさえおさえれば、買い替えが必要かどうかもすぐ判断できます。

Windows・Macどちらでも快適に編集することはできますが、スペック次第で大きく作業効率が変わります。

とくにこれからPCを新調したい場合は、RTX 4070以上・メモリ32GB・Core i7以上をひとつの目安に選ぶと失敗しにくく、長く使える構成になります。

Insta360 X5の高画質な映像編集を、もっとスムーズに、もっと快適に楽しんでいきましょう。

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Insta360 X5の編集に最適なPCスペックとは？初心者でも快適に動画を扱うための推奨構成

引用：Insta360公式サイト

 

 

Insta360 X5を編集するにはどんなPCスペックが必要？快適に動かすための基準

Insta360 X5の編集には、かなり高めのPCスペックが必要です。

360度の高解像度映像をスムーズに処理するためには、一般的な事務用PCや古いノートパソコンでは正直きびしいです。

まず最低限として必要なスペックは、以下の通りです。

とくにInsta360 StudioやAdobe Premiere Proなどで8K動画や10bitログを扱う場合は、GPU性能が編集の快適さを大きく左右します。

メモリも16GBだと少し心もとないので、32GBあると安心です。

 

SSDも重要です。

HDDだと起動も書き出しも時間がかかり、途中で固まることもあります。

快適さを重視するなら、以下のような構成がおすすめです。

このクラスのスペックなら、Insta360 X5の8K動画もサクサク編集できます。

実際、VR映像や360度のパン・ズーム編集を行ってもストレスがなく、多くのクリエイターがこの構成を選んでいます。

パソコンは高性能であればあるほど良いですが、価格とのバランスも大切です。

GPUだけでも価格差が大きいので、まずは

「どのくらいの編集をしたいか」

を考えて、自分に合ったスペックを選びましょう。

 

自分のパソコンでInsta360 X5を編集できる？動作確認のチェックポイント

今使っているパソコンでInsta360 X5を編集できるかどうか、気になりますよね。

確認すべきポイントは5つあります。

 

まず1つ目は、GPUです。

Insta360 StudioやPremiere ProなどはGPU処理を多用します。

NVIDIA製GPUが推奨されており、GTX 1660以上であれば最低限の編集は可能です。

ただし、快適さを求めるならRTXシリーズ（3060以上）がおすすめです。

 

2つ目は、CPUの世代と性能。

Intel Core i5では厳しい場面もあるので、i7以上が望ましいです。

特に第10世代以降であれば、動画の読み込みや書き出しが格段に速くなります。

 

3つ目は、メモリの容量。

16GBでも編集は可能ですが、8K動画や長尺の編集では途中でカクついたり、ソフトが落ちることも。

安定して動かすなら32GBが安心です。

 

4つ目は、ストレージの種類。

HDDのみのパソコンは、読み書き速度が遅く、動画編集には向いていません。

SSD、特にNVMeタイプを使えば、書き出しや読み込みがとても速くなります。

 

5つ目は、OSのバージョン。

Insta360 StudioはWindows 10以上、macOS 12以上が必要です。

古いOSだとインストールすらできない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

ちなみに、Macを使っている方はM1以降のチップであれば快適に動作します。

M2以上ならなお安心です。

逆に、Intelチップの古いMacBookでは処理が重く、熱を持ちやすくなります。

 

このように、編集前に5つのポイントをチェックすることで、自分のPCでも問題なくInsta360 X5の編集ができるか判断できます。

足りないところがあれば、パーツの増設や買い替えを検討してみてもいいかもしれません。

どこに負荷がかかるかを知っておくだけでも、編集作業がグッと楽になりますよ。

 

CPUはどれを選ぶべき？Insta360 X5の動画編集をスムーズにするおすすめ性能

Insta360 X5の動画編集には、高性能なCPUがとても重要です。

360度や8Kといった重たい映像データを処理するには、パワーのあるCPUがないと、ソフトの動作が重くなったり、書き出しに時間がかかったりします。

おすすめは、IntelならCore i7以上、できれば第10世代以降、AMDならRyzen 7以上です。

よりスムーズに編集したいなら、Core i7-13700KやRyzen 9 7900Xといった上位モデルが安心です。

コア数とスレッド数が多いCPUだと、マルチタスクや高負荷の作業にも強く、Insta360 StudioやPremiere Pro、DaVinci Resolveなどの編集ソフトでも快適に使えます。

動画の再生中にプレビューが止まったり、書き出し中にフリーズしたりするのはストレスですよね。

CPUをしっかり選べば、そういった編集時のイライラを避けられます。

最近のノートパソコンでも、上位グレードのIntel Core i7やRyzen 7搭載機なら、ある程度の編集は問題なくこなせます。

でも長時間の作業や高画質な書き出しには、やっぱりデスクトップのほうが安定性も高くて安心です。

CPUを選ぶときは、「どれだけ快適に編集したいか」で選ぶ性能が変わってきます。

最低限で済ませたいのか、サクサク編集したいのか、自分の使い方に合わせて選んでみてください。

 

グラボはRTX 4070以上が安心！Insta360 X5編集を快適にするGPUの選び方

Insta360 X5の動画編集を快適にしたいなら、GPU（グラフィックボード）はRTX 4070以上がおすすめです。

編集ソフトによっては、GPUの性能が編集の滑らかさに直結します。

とくに、Insta360 StudioやPremiere Proでは、再生中のプレビュー、エフェクト処理、カラーグレーディングなど、GPUに頼る場面が多くあります。

RTX 4070以上のクラスなら、8Kの360度映像や、重たいログ撮影素材もスムーズに扱えます。

カクつきやコマ落ちがほとんどなくなり、ストレスなく編集が進みます。

GPUを選ぶときのポイントは、「CUDAコア数」や「VRAM（ビデオメモリ）容量」です。

VRAMは最低でも8GB、できれば12GB以上あると安心です。

RTX 4060でも動作自体は可能ですが、重たい素材が増えると処理が追いつかなくなる場面もあります。

RTX 4070や4080、4090などは価格は高いですが、その分、長く快適に使えるという安心感があります。

ノートパソコンで編集する場合も、RTX 4070 Laptop GPU搭載モデルなどを選ぶと性能面で大きな差が出ます。

また、Macを使っている方なら、M2 ProやM3シリーズも優秀で、特にM3 Pro以上なら高負荷な作業もこなせます。

GPUは「ある程度いいものを選んでおく」と、後悔が少ないパーツです。

買い替えの頻度も減らせるので、編集に力を入れたい方ほどしっかり選んでおきたいですね。

 

メモリとストレージはどれくらい必要？Insta360 X5を安定して編集できる構成

Insta360 X5の動画を安定して編集したいなら、メモリは32GB以上、ストレージは1TB SSDが安心です。

8Kや11Kといった超高解像度の360度動画は、想像以上にPCへの負荷が大きいです。

編集中にソフトが止まったり、動作が遅くなったりするのは、メモリ不足が原因であることが多いんです。

16GBでも軽めの編集は可能ですが、長時間作業したり、他のアプリと並行して使うとすぐに限界が来てしまいます。

32GBあれば、Insta360 Studioはもちろん、Premiere ProやDaVinci Resolveなどの動画編集ソフトでも快適に動作します。

さらに、重たい素材や高解像度の映像を書き出すときにも余裕があるので安心です。

ストレージは、高速なSSDを選ぶことがとても大切です。

HDDだと、読み書きが遅くて編集に時間がかかったり、プレビューがスムーズに再生できなかったりします。

最低でも500GB、できれば1TB以上のSSDを選びましょう。

Insta360 X5のファイルは1本あたり数GB〜十数GBにもなるので、ストレージは多めに見積もっておくと安心です。

さらに、編集用とは別に保存用ストレージを外付けで用意しておくと、PCの中がすぐにいっぱいになる心配もなくなります。

メモリとストレージは、普段あまり意識されにくいパーツですが、編集作業の快適さに直結します。

ちょっと余裕を持った構成にしておくと、作業効率も上がって気持ちよく編集できますよ。

 

MacとWindows、どっちが編集に向いてる？Insta360 X5の作業環境を比較

どちらでも編集はできますが、Insta360 X5の動画編集にはWindowsのほうが少し有利な場面が多いです。

まず、対応しているソフトや機能の多さが理由です。

Insta360 Studioの機能は、MacよりもWindows版のほうが細かく豊富なことがあり、編集の自由度が高くなります。

また、GPUやストレージのカスタマイズ性もWindowsのほうが柔軟で、自分に合った構成を組みやすいです。

一方で、MacはMシリーズチップを搭載しているモデルなら、かなり快適に編集できます。

M2 ProやM3 ProあたりのMacBook Proなら、Insta360 Studioもサクサク動きます。

動画の読み込み、プレビュー、書き出しもとてもスムーズです。

ただし、Mac版Insta360 Studioは一部の機能が制限される場合があります。

たとえば、スタビライズ処理やAI機能が一部非対応になることもあるので、細かい編集をしたい人には少し物足りないかもしれません。

また、使えるプラグインや連携できる他ソフトの種類も、Windowsの方がやや広いです。

操作感や慣れでMacを選ぶのももちろんアリですが、本格的にInsta360 X5の編集をしたいなら、Windowsのハイスペック機の方が安心です。

どちらを選ぶか迷ったら、「編集でどんな作業をしたいか」を考えてみてください。

こだわった編集や高負荷作業をするならWindows。

日常的なカットや色補正中心であればMacでも十分使えます。

 

Insta360 X5の編集が重いときの原因と解消法｜快適に作業するための工夫

編集が重くなる原因は、PCのスペック不足と設定ミスがほとんどです。

とくに多いのが、GPUやメモリの性能が足りていないケースです。

Insta360 X5の高画質な360度動画は、普通の動画よりもずっと負荷がかかります。

もし動きがカクカクしたり、書き出しに時間がかかると感じたら、まずは使っているパソコンのスペックを見直してみましょう。

グラフィックボードはRTX 4070以上、メモリは32GB、CPUはIntelならCore i7以上、AMDならRyzen 7以上が目安です。

また、ソフトの設定も見落としがちです。

Insta360 Studioの設定画面から、「ハードウェアアクセラレーション」をオンにしておくと、GPUを使った処理が有効になります。

これだけで再生や編集の動作がかなりスムーズになることもあります。

加えて、編集前に動画の解像度をプレビュー用に一時的に下げておくのもおすすめです。

元の画質を変えずに、編集画面だけ軽くできるので、カクつきが減って快適になります。

ソフトを最新バージョンに保つことも意外と大事です。

アップデートによって動作の最適化がされていたり、不具合が修正されていたりするので、定期的にチェックしておきましょう。

最後に、動画ファイルはなるべく内蔵SSDに保存しながら作業するのがコツです。

外付けHDDなどを使うと、読み込み速度が遅くなって編集がもたつく原因になります。

 

動画をパソコンに取り込む前に知っておきたい設定と注意点

取り込み時の設定次第で、編集のしやすさが大きく変わります。

まずチェックしておきたいのが、撮影時の保存形式です。

Insta360 X5では、「インスパート形式（.insv）」と「MP4形式」がありますが、編集するには基本的に.INSV形式のまま、Insta360 Studioで開くのがスムーズです。

MP4に変換してからだと、画質が落ちたり、一部の編集機能が使えなくなったりすることがあります。

動画ファイルをPCに取り込むときは、Insta360 Studioを使って直接カメラやmicroSDカードから読み込むのが一番確実です。

このとき、ファイルのコピー先としてなるべく内蔵SSDを指定してください。

転送速度が速いだけでなく、あとでファイルの読み込みや保存もスムーズになります。

また、Insta360 Studioには「自動キャッシュ生成」という機能があります。

これをオンにしておくと、動画を開いたときに自動的にプレビュー用の軽いファイルが作られます。

このおかげで、再生が滑らかになって作業しやすくなるんです。

動画の保管方法にも注意が必要です。

フォルダ構成を崩したり、ファイル名を勝手に変更すると、ソフトがうまく読み込めなくなることがあります。

特に360度動画やステッチデータは、セットで管理されているので、取り込んだあともフォルダ内はなるべくそのままにしておくのが安心です。

ちょっとしたことですが、編集前の準備を丁寧にしておくだけで、後々の作業がグッと楽になりますよ。

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Insta360 X5を快適に編集するためのPCスペック環境と作業のコツ

引用：Insta360公式サイト

 

Insta360 Studioの推奨動作環境と対応OS｜編集前にチェックしておきたいポイント

Insta360 Studioは、WindowsとmacOSのどちらにも対応しています。

推奨されるOSは、Windowsなら7 SP1以上、macOSなら10.13以上です。

CPUは、2年以内のAMDまたはIntelの主流プロセッサーが目安とされています。

メモリ（RAM）は16GB以上が推奨で、動画の編集を安定させたいなら32GBあると安心です。

ストレージは高速なSSDが必須で、容量は少なくとも128GB、できれば500GB以上あると作業中の負荷も軽くなります。

グラフィック性能では、WindowsならOpenGL 3.3以上が必要です。

これらはあくまで推奨動作環境であり、実際にはより高いスペックを用意したほうが快適です。

とくにInsta360 X5のような8K〜11Kクラスの高解像度映像を扱う場合、CPUとGPUの性能が不足すると、プレビューの再生がカクついたり、書き出し時間が極端に長くなったりします。

また、Mac版のInsta360 Studioでは一部機能が制限されることもあり、同じ環境でもWindows版のほうが処理が軽く感じるケースがあります。

そのため、Studioが動く最低条件を満たしていても、快適に作業したいなら推奨スペックより上を目指すのがおすすめです。

余裕のある構成ほど、安定した動作とストレスのない編集ができます。

 

MacでInsta360 X5を編集するなら？快適に動かすためのおすすめモデル

MacでInsta360 X5を編集するなら、Mシリーズチップ搭載モデルを選ぶのが安心です。

特にM2 ProやM3 Proを搭載したMacBook ProやMac miniなら、360度動画でも滑らかに動作します。

CPU・GPU・メモリがチップ内で最適化されており、8Kクラスの編集でも動作が安定しています。

実際、多くのユーザーがM2 Max搭載モデルで、プレビューや書き出しもスムーズに行えていると感じています。

ただし注意点として、Mac版Insta360 Studioでは一部の処理やAI機能が制限されていることがあります。

また、稀に高解像度映像を書き出す際に画面が黒くなったり、レンダリングが止まるといった不具合報告もあります。

これを防ぐためには、以下のポイントを意識しておくと安心です。

これらを整えるだけで、Macでも十分に快適な編集環境が作れます。

軽快で静音性の高いMacなら、長時間の編集作業も集中して取り組めます。

 

WindowsでInsta360 X5を編集するなら？おすすめPC構成と動作の安定化ポイント

WindowsでInsta360 X5を快適に編集するなら、RTX 4070以上のGPUとCore i7以上のCPUを備えた構成がおすすめです。

Insta360 X5の8K・11K映像はとても高解像度なので、編集時に処理が重くなりやすいです。

とくに360度動画の処理はGPU依存が強いため、グラボの性能が編集体験を大きく左右します。

RTX 4070は、Insta360公式が推奨するクラスで、実際のユーザーからも「カクつきがない」「レンダリングが速い」といった声が多くあります。

CPUはCore i7（13世代）やRyzen 7以上を選べば、複数の編集処理やAI機能もスムーズに動きやすくなります。

メモリは32GBあると安心で、Insta360 StudioやAdobe Premiere Proなどを併用しても余裕があります。

ストレージは、読み書き速度の速いNVMe SSDを使うのがポイントです。

さらに編集を安定させるには、次の工夫も効果的です。

・ドライバーを最新に保つ（NVIDIA Studioドライバー推奨）
・電源オプションを「高パフォーマンス」に設定
・作業フォルダはSSD直下に置く
・ウイルススキャンを一時停止する（編集中のみ）
・プレビュー解像度を落としておく

これだけでも処理落ちやフリーズのリスクがかなり減らせます。

Windowsは拡張性が高く、パーツのアップグレードもしやすいので、編集に強い環境を整えやすいのが魅力です。

高負荷なInsta360 X5の映像でも、十分に対応できる構成を目指しましょう。

 

Insta360 X5の編集を軽くする設定と保存の工夫｜動画編集が重いときの対策

編集が重くて作業が進まないときは、設定や保存方法を見直すだけで大きく改善することがあります。

まず、Insta360 Studio内のプレビュー設定を「標準」または「低画質」に変更することで、再生時のカクつきを抑えることができます。

プレビューがスムーズになると、カットやエフェクトの確認もストレスなく行えるようになります。

次に、動画ファイルの保存先も見直してみましょう。

HDDよりもSSD、さらに言えばNVMe SSDのほうが、読み込み・書き出しともに断然速いです。

外付けのSSDを使う場合も、USB 3.1 Gen2以上の高速接続に対応したものを選ぶと安心です。

また、動画のキャッシュファイルや一時保存データも溜まりやすいため、不要なファイルはこまめに削除するのがおすすめです。

これらが蓄積されると、ソフトの動作が遅くなることがあります。

さらに、以下の工夫も効果的です。

・バックグラウンドで動いている不要なアプリを終了する
・Windowsの自動更新をオフにする（編集中だけ）
・電源設定をパフォーマンス重視にする

編集時の環境を軽く整えるだけでも、パソコン全体の動きが良くなります。

Insta360 X5の高画質映像は魅力的ですが、そのぶん負荷も大きいです。

だからこそ、ちょっとした設定の工夫や保存方法の見直しで、ぐっと快適な編集体験が手に入ります。

 

Insta360 X5の動画をパソコンに取り込む方法と対応ファイル形式を解説

Insta360 X5の動画をパソコンに取り込むには、カメラ本体またはmicroSDカードを使った2つの方法があります。

いちばん簡単なのは、USBケーブルでカメラをパソコンに接続する方法です。

カメラを接続すると「ストレージモード」または「ウェブカメラモード」を選べますが、ここでは必ず「ストレージモード」を選びます。

そうすると、パソコン上に外部ストレージのようにX5が表示され、保存された動画をドラッグ＆ドロップでコピーできます。

もう一つは、microSDカードを直接パソコンに挿す方法です。

カードリーダーが必要ですが、こちらの方が読み込み速度が早くなる場合もあります。

特に大容量の8K・11K動画では、転送速度が編集の快適さに影響するため、UHS-I U3またはUHS-II対応のカードリーダーを使うと安心です。

対応ファイル形式についても確認しておきましょう。

Insta360 X5は基本的に「.insv」形式で動画を保存します。

これはInsta360独自の形式なので、そのままでは一般的な動画ソフトで再生や編集ができません。

編集には、まずInsta360 Studioなどの専用ソフトで読み込み、書き出すことで「.mp4」や「ProRes」などの形式に変換する必要があります。

また、Insta360 Studioでの読み込みには、撮影時に同時保存されたLRVファイル（低解像度プレビュー）や、メタデータが含まれた「.gyro」ファイルも必要になるケースがあります。

ファイルを別フォルダに移動すると認識できなくなることがあるため、取り込み前には必ず撮影データをまるごと同じ場所に保存しておくと安心です。

 

Insta360 X5の編集にはどのくらいのPCスペックが必要？実際の編集時間で検証

Insta360 X5の編集には、ミドル〜ハイエンドのPCスペックが必要になります。

実際に編集してみると、4Kの倍以上の解像度を持つ8K・11Kの映像は、とにかくデータが重くて処理に時間がかかりやすいです。

たとえば、11Kの360度動画を5分編集して書き出す場合、以下のような環境でかかる時間が大きく変わります。

Core i5・GTX1660・16GBメモリの構成では、書き出しに20〜25分かかることがあります。

一方で、Core i7（13世代）・RTX 4070・32GBメモリの構成なら、同じ映像を7〜10分程度で処理できます。

プレビュー再生もスムーズで、タイムラインのスクラブも引っかかりが少なく、編集ストレスがかなり軽減されます。

また、SSDとHDDの違いも大きく、HDDでは読み込み・保存の待ち時間が発生しやすくなります。

Insta360 StudioでのスティッチやエクスポートはGPUとCPUの両方に負荷がかかるため、両方がバランスよく強い構成が理想です。

実際に編集時間を比べると、「スペックの違い＝時間の差」となってハッキリ出るのがInsta360 X5の特徴でもあります。

編集に使える時間が限られている人こそ、少しでも高性能な構成を選んでおくと、快適さがまったく変わってきます。

 

まとめ：Insta360 X5を快適に編集するためのPCスペックと選び方のポイント

Insta360 X5を快適に編集するには、「バランスのとれた高性能PC」が鍵になります。

動画の解像度が高く、360度映像や8K・11Kクラスの素材を扱うため、普通のパソコンでは処理が追いつかないこともあります。

だからこそ、編集用PCのスペック選びがとても重要なんです。

まず、CPUはCore i7（12世代以降）またはRyzen 7以上を選ぶと安心です。

これにより編集ソフトの動作がスムーズになり、書き出し時間も短くなります。

次にGPUは、最低でもRTX 3060以上、できればRTX 4070以上がおすすめです。

高画質プレビューやスティッチ処理をサクサクこなすには、GPU性能が編集体験を左右します。

メモリは最低でも16GB、快適に作業するなら32GBは欲しいところです。

8K映像を扱うなら、余裕のある容量がストレスのない作業につながります。

ストレージは、読み書きの速いNVMe SSDを使うことで、素材の読み込みや保存も快適になります。

容量は最低でも1TBを確保しておくと、長尺の動画や複数プロジェクトにも対応しやすいです。

また、MacとWindowsのどちらを使うかも大事なポイントですが、Insta360 Studioの安定性や機能性を重視するなら、対応ソフトが豊富なWindows環境が安心です。

とはいえ、MacでもM2 Pro以上のチップを搭載していれば、快適に動作することが確認されています。

最後に、実際の編集ではスムーズに動かないこともあります。

そんなときはプレビュー設定を軽めにしたり、プロキシ機能を活用したりすることで、ぐっと軽くなります。

高性能なPCを選び、編集ソフトの設定を工夫すれば、Insta360 X5の魅力をしっかり引き出す編集ができます。

これから長く付き合う編集環境だからこそ、安心して使える構成を選んでおくと、動画づくりがもっと楽しくなりますよ。

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