写ルンですのフィルムは、自分でも取り出せます。
道具さえそろっていれば家で作業もできるし、動画や記事を見ながら挑戦している人もたくさんいます。
でもちょっと待ってください。
安全に取り出すには、知っておいた方がいいことがいくつかあるんです。
写ルンですの中には、撮影した写真が全部詰まったフィルムが入っています。
光に当たるとその写真が一瞬でダメになってしまうこともあるし、カメラの中には電池も入っていて、うっかり触るとビリッとすることもあります。
それに、力まかせにこじ開けると、ケガをしたり、カメラが割れてしまうこともあるんです。
「なんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、落ち着いて準備すれば大丈夫。
使うのはマイナスドライバーや遮光袋など、特別な道具はいりません。
実際に自分で取り出してみたときは、静かな部屋で一つずつ確認しながらやれば意外とスムーズでした。
それでも不安なときは、現像所にそのまま持っていくのが一番安心です。
カメラの状態を見ながらプロの手で処理してもらえますし、無理に開けて後悔することもありません。
どちらを選ぶにしても、大事なのは焦らないこと。
思い出をしっかり残したいからこそ、少しの知識と慎重さがとても大切です。
安全に、そして自分のペースで写ルンですを楽しんでくださいね。
- 写ルンですの中にあるフィルムを、自分で安全に取り出すやり方
- フィルムを取り出すときに気をつけたいポイントや注意点
- フィルムを取り出したあとの正しい保管方法と現像の流れ
- ベロ出しってなにか、写ルンですの中身の仕組みや構造
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写ルンですのフィルム取り出しを安全に行うための基本知識

引用:写ルンです|富士フイルム
- 写ルンですの開け方とフィルム取り出し方を写真で解説
- フィルムの中身はどうなってる?写ルンですの構造と仕組み
- 使い終わったらどうする?フィルム取り出し後の正しい扱い方
- 自分でフィルムを取り出しても大丈夫?安全にできるケースと注意点
写ルンですの開け方とフィルム取り出し方を写真で解説
写ルンですのフィルムは、自分で取り出すことができます。
でも、力まかせに開けてしまうと中のフィルムが光に当たってダメになったり、ケガをすることもあるんです。
ちょっとコツがいるけど、落ち着いてやれば意外とシンプルな作業なので安心してください。
まず準備するのは、マイナスドライバーやピンセット、そして黒い袋(遮光袋)があればより安全です。
作業中に光が入らないように、暗い場所やカーテンを閉めた部屋でやるのがおすすめです。
写ルンですの背面をよく見ると、上下に引っかかりのような隙間があります。
この隙間にマイナスドライバーを差し込んで、テコのようにして少しずつ開けていきます。
力を入れすぎず、ゆっくり「パキッ」と外していく感覚です。
片側が開いたら、もう片方も同じように。
カバーが外れると中に銀色のフィルムケースが見えます。
ここに直接手を入れて引っ張ると感光するおそれがあるので、光に当てないようにすぐ遮光袋に入れるか、暗室で作業を進めましょう。
もし途中でうまくいかなくても大丈夫です。
焦らず、深呼吸してやり直せばフィルムはそう簡単にダメになりません。
初めてでも、写真付きの手順や解説を見ながらやれば、落ち着いて作業できますよ。
フィルムの中身はどうなってる?写ルンですの構造と仕組み
写ルンですは、見た目は使い捨てカメラだけど、中の仕組みはちゃんとしたフィルムカメラです。
一度きりで使い捨てるのが前提にはなっているけれど、中にはちゃんと35mmフィルムがセットされています。
中身を見てみると、フィルムが巻き取り式で配置されていて、撮影ごとにフィルムが自動で戻るような仕組みになっているんです。
普通のフィルムカメラとちょっと違って、「使い終わった時点でフィルムが全部巻き戻っている」状態になっているのが特徴です。
つまり、取り出すときにフィルムのベロ(先端)が見えていない場合がほとんどなんです。
そのため、フィルムの中身を確認したいときや、自分で現像したいときは、巻き戻されたフィルムを取り出して「ベロ出し」する作業が必要になります。
この構造のおかげで、撮影中にフィルムがむき出しになって光に当たる心配がないんですが、逆に取り出すときにはしっかりと注意が必要です。
感光しやすい状態でフィルムを開けてしまうと、思い出の写真が全部白くなってしまうこともあるので要注意です。
フィルムの取り出しにチャレンジすると、意外と「中ってこうなってるんだ」と感心する仕組みが見えてきます。
写ルンですはシンプルなようで、実はしっかり考えられた作りになってるんだなあと実感しますよ。
使い終わったらどうする?フィルム取り出し後の正しい扱い方
使い終わった写ルンですからフィルムを取り出したら、そのままにせずできるだけ早く現像に出すのが安心です。
フィルムは光や湿気、熱にとても弱くて、放っておくとどんどん劣化していきます。
保管する場合は、冷暗所でチャック付きの袋や遮光性のある缶などに入れて、できれば冷蔵庫に入れておくと安心です。
ただし、その場合もできるだけ早く現像に持っていった方が、写っている写真がきれいに仕上がります。
もし現像に出す予定があるなら、取り出したフィルムを暗所で遮光袋に入れて、そのままカメラ屋さんに持っていけば大丈夫です。
フィルムの端(ベロ)が少し出ていれば、そのまま機械にセットしてもらいやすいですし、手作業が必要な場合でもすぐ対応してくれることが多いです。
フィルムを取り出すこと自体が目的で、そのあとは現像せず保存したいという人もいるかもしれません。
でも、長くきれいに残したいなら、やっぱり一度はデジタル化しておくのがおすすめです。
現像+データ化してくれるお店も多いので、うまく活用すると気軽にSNSにも載せられますよ。
自分でフィルムを取り出しても大丈夫?安全にできるケースと注意点
ちゃんと手順を踏めば、自分でフィルムを取り出すのは可能です。
でも、気をつけないと大切な写真がダメになってしまうこともあるので、いくつか注意が必要です。
まず一番大事なのは、フィルムがまだカメラの中で巻き取られていない状態で無理に開けないことです。
シャッターを全部切ったあと、自動でフィルムが全部巻き込まれているかどうかを確認してから開けるようにしましょう。
音がしなくなっていれば大丈夫なことが多いですが、心配ならカメラ屋さんに聞いてもいいと思います。
開けるときには、マイナスドライバーなどを使って、少しずつカバーを外していきます。
強くこじ開けたりするとケガをすることもあるし、カメラの中の電池部分に触れるとショートの危険もあるので要注意です。
あと、忘れがちなのが感光リスクです。
フィルムは光に弱いので、明るい場所で取り出すと撮った写真が全部白くなってしまうこともあります。
カバーを開けるときは、なるべく光が入らないようにカーテンを閉めたり、夜に作業するのがおすすめです。
安全に取り出せたら、遮光袋に入れてすぐ現像に出すか、冷暗所に保管しておきましょう。
ちょっと手間はかかりますが、そのぶん自分の手で取り出せたときの達成感はひとしおです。
失敗が心配なときは、無理せずカメラ屋さんや現像所にお願いするのもアリです。
自分でやってみたい気持ちと、安心して残したい気持ちを天秤にかけて、無理のない方法を選んでくださいね。
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写ルンですのフィルム取り出しで気をつけることと正しい現像方法

引用:写ルンです|富士フイルム
- 写ルンですを分解・再利用するときの危険とリスク
- フィルム交換や取り替えはできる?再利用との違いを解説
- フィルムが劣化する前に注意!自分で取り出すのをやめたほうがいいケース
- ベロ出しとは?写ルンですの現像前に確認できるサイン
- 写ルンですの現像方法と費用|フィルム取り出し後の流れ
- まとめ:写ルンですのフィルム取り出しは安全第一で楽しもう
写ルンですを分解・再利用するときの危険とリスク
写ルンですを分解するのは、やろうと思えばできてしまいますが、正直いって注意点がたくさんあります。
まず一番こわいのは、電池の存在です。
写ルンですの中には、フラッシュを動かすためのボタン電池が入っています。
この電池、実は放電が残っていることがあり、うっかり触ってしまうとピリッとした刺激が走ることがあります。
中の仕組みを知らずに手を入れると、ちょっとびっくりしてしまうかもしれません。
次に、分解してフィルムを取り出すときに一番気をつけたいのが「感光」です。
つまり、フィルムに光が当たってしまって中の写真がダメになるリスクです。
せっかくの思い出が全部真っ白…なんてことも実際にあるので、暗い場所や遮光対策をしながら作業しないといけません。
しかもフィルムの巻き取り具合によっては、中途半端な状態で止まっていたりするので、カメラの構造を理解していないと失敗しやすいです。
それから、分解する際にボディをバキッと割ってしまうこともよくあります。
再利用したいと思っていても、パーツが壊れてしまうと組み直すのが難しくなります。
SNSや動画ではうまくいっているように見えるけど、実際にやってみると意外とコツがいります。
なので、気軽な気持ちでやるなら「壊れてもいい」「失敗しても落ち込まない」くらいの余裕を持っていたほうが安心です。
フィルム交換や取り替えはできる?再利用との違いを解説
フィルムの交換や詰め替え、やってみたくなりますよね。
写ルンですの中身を使い切ったあと、また別のフィルムを入れて再利用できたら…と思うのは自然な流れだと思います。
実際、写ルンですのボディを使って再装填している人もいます。
ただし、これにはコツと道具が必要です。
まず、写ルンですは基本的に「使い捨て」の設計になっているので、フィルム交換を前提には作られていません。
なので、フィルムを取り出したあとにもう一度詰め直すには、巻き上げの仕組みやスプロケットの位置をちゃんと調整する必要があります。
ここを間違えると、シャッターは切れてもフィルムが送られない…なんてことも起こります。
また、再装填したあとの使い方にも気を配る必要があります。
ちゃんとフラッシュが光るか、巻き戻しがスムーズにできるか、自分で全部チェックする必要があるんです。
なので、再利用といっても「使い方を理解して実験的にやってみる」ぐらいの気持ちが必要になります。
うまくいけば楽しいですが、「失敗してもOK」ぐらいの気楽さも忘れずにいたいですね。
フィルムが劣化する前に注意!自分で取り出すのをやめたほうがいいケース
自分でフィルムを取り出す前に、ちょっと立ち止まって考えてほしいことがあります。
それは「本当に今、自分で取り出す必要があるのか?」ということです。
写ルンですを撮り終えたあと、すぐに現像に出せば、フィルムが劣化する心配はほとんどありません。
でも、取り出すのに失敗すると、せっかくの写真が感光してしまったり、フィルムが折れたりして現像すらできなくなることもあります。
特に、旅行やイベントで撮った大事な写真が入っているときは、自分で無理に取り出そうとするのはおすすめしません。
それよりも、まずは現像所にそのまま持っていく方が安全で確実です。
現像所では専用の機械でちゃんとフィルムを取り出してくれるので、写真がダメになるリスクも少なくて済みます。
もし「どうしても中を確認したい」「再利用してみたい」というときは、あくまでも予備用の写ルンですや、試しに撮ったもので練習するのが安心です。
失敗しても大丈夫な状況で試すことで、自分のペースで覚えていけます。
フィルムって意外とデリケートなんです。
「これだけは絶対に残したい」と思うような写真が入っているときほど、焦らず慎重に行動するのが大事かなと思います。
ベロ出しとは?写ルンですの現像前に確認できるサイン
写ルンですのフィルムが撮り終わったかどうかを見分けるサインが、「ベロ出し」です。
ベロ出しというのは、撮影済みのフィルムの先端が少しだけカメラの中から出ている状態のことです。
パトローネと呼ばれるフィルムのケースの口から、細長いフィルムの先がちょっとだけ“ベロ”のように出ているんですね。
この状態になっていれば、まだ現像されていない撮影済みフィルムがそのままの形で中に残っている証拠になります。
現像所でこのベロがあるかないかを確認することで、「未現像フィルム」か「現像済みフィルム」かがすぐにわかるんです。
フィルムを自分で取り出すときも、ベロが出ている状態なら、うまく巻き戻しされていないというサインになります。
一方で、ベロが出ていない場合は、巻き取りが完全に終わっている状態なので、カメラ屋さんでも安全に現像できる状態です。
なので、自分でフィルムを取り出したあと、このベロがあるかをチェックしておくと安心です。
また、ベロが出ている場合は、現像所によっては特別な処理が必要になることもあるので、そのまま伝えるようにするとスムーズですよ。
写ルンですの現像方法と費用|フィルム取り出し後の流れ
写ルンですを撮り終えたら、フィルムの現像という工程に進みます。
現像とは、撮った写真を見えるようにするための大切なステップです。
大きく分けると「現像処理」「プリント(印刷)」「データ化」の3つの流れがあります。
まず、写ルンですをそのままカメラ屋さんや現像サービスに持っていけば、スタッフさんが中のフィルムを取り出してくれます。
このとき、カメラを分解する必要はありません。
自分でフィルムを取り出してしまっても大丈夫ですが、保管状態や巻き戻し状況によっては、現像できない場合もあります。
お店に預けるのがいちばん安心な方法です。
費用は、現像だけならおおよそ600〜900円くらい。
プリントをお願いする場合は、1枚30〜50円ほどで、撮った枚数に応じて加算されていきます。
最近はデータ化だけを希望する人も多く、CDやクラウド納品をしてくれるお店もあります。
この場合、データ化料金が500〜800円ほどかかることが多いです。
また、店舗によってはセット料金で「現像+データ化」や「現像+プリント+データ化」などのパックが用意されていることもあります。
現像にかかる時間は、お店によってまちまちですが、当日仕上げできるところもあれば、数日かかることもあります。
混み具合や受付時間によっても違うので、出す前に確認しておくと安心です。
撮ったあと、フィルムの状態をあまり長く放置しておくと、湿気や気温で劣化することがあるので、できるだけ早めに現像に出すのが大事です。
とくに夏場などは注意が必要です。
手元に写ルンですがあるなら、できるだけ新鮮なうちに現像して、大切な思い出をちゃんと残しておきたいですね。
まとめ:写ルンですのフィルム取り出しは安全第一で楽しもう
写ルンですのフィルムは、自分の手でも取り出せます。
でも、大切なのは「安全に、確実に」やることなんです。
カメラの中には電池が入っていたり、フィルムが光に弱かったりと、見えないリスクが意外と多くあります。
無理にこじ開けたり、知識がないまま手を出すと、せっかくの写真が全部ダメになってしまうこともあります。
だからこそ、ちょっとした準備と慎重さがすごく大事。
ドライバーや遮光袋を用意して、落ち着いてやれば、初めてでもしっかり取り出せます。
もし少しでも不安があるなら、カメラ屋さんや現像所にお願いするのも立派な選択肢です。
どんな方法を選ぶにしても、「大事な思い出を残すために、丁寧に扱う」ことがいちばん大切です。
自分のペースで、楽しみながら進めていきましょう。

